『小新の家』

敷地面積約40.0坪、三方が道路に面する敷地での計画

三方向からの視線を考慮しつつ、威張った雰囲気にならない様に心掛けました

街並みのことを考えると、決して広くはない道路に面して外壁がそびえたつことは避けたく思いました

建物は道路から2.4mほど引いて、街に緑を提供できるスペースを残しています



道路と建物の間に塀を設けて、半外空間の緩衝エリアをつくったことが一役かってくれています

東側の道路からの視線を防ぐと共に、外での暮らしを豊かにするための塀は、限られた予算の中でも作りたいスペースでした

ウッドデッキ、植栽と共に徐々に完成に近付いてくれればと思います



上屋根は緩勾配の切妻屋根

家らしい形の屋根形状を守りながら、シャープに見えるように一工夫を

大工さん、材料屋さんと検討を重ね、薄くシャープな屋根になりました

軽やかな印象になってくれたと思います



しっかりと検討していてもソワソワ

立ち上がった姿を確認して、ホッとひと安心



酷暑の中での作業でしたが、職人さん達の頑張りで無事に上棟を迎えることが出来ました



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