中央区・H邸
竣工:2018年7月
更新:2022年8月
植栽工事から半年後のアプローチ
中高木にはイロハモミジ。その足元にはシロモジとセイヨウイワナンテン、オニヤブソテツなど。
玄関。
正面には階段室との緩衝帯として飾り棚と格子を設えています。
12.75帖のリビング。
フローリングは無節の赤松、天井には葦ベニヤ。
共に仕上げのオイルフィニッシュは塗装職人であるクライアントによるもの。
メイン開口は視線の抜ける位置に設けています。
大きなFix窓と通風用に引き違い窓を。お向かいさんの庭の緑から、用水路先の緑を借景。
いずれアプローチのイロハモミジも顔を見せてくれる予定です。
引き違い窓はアルミサッシの存在感を隠すことなどから製作の木製格子戸を。
7.5帖のダイニングキッチン。
少し和風のリビングと対照的に、少しモダンに設えています。
長方形断面の柱を門型のように見立て、ゆるやかに縁を切っています。
フローリングはオーク、天井と壁はAEP塗装。こちらももちろんクライアントによる施工。
小窓からコミュニケーション。
素敵な暮らしぶりを見せていただけて、設計者の渡辺からも自然と笑みがこぼれます笑
DKと洗面室から出入りが出来る2階のデッキテラス。畳サイズだと約2.5帖です。
向かいのアパートと気兼ねしなくていい様に、手摺りはレッドシダーのツーバイ材で目隠しも兼ねています。
物干し場としてだけではなく、季節のいいときにはここでもくつろげるように。
西面と南面。
小さな庭も遊べるように、生垣で策を作り、グランドカバーとしてリッピアを植えました。
半年でしっかり広がってくれて一安心。
テラスも兼ねたポーチ。
南面の恩恵を受けるためのトップライトもうまく機能してくれているようです。
植栽工事のビフォー
アフター
敷地面積:118.21㎡(35.68坪)
延床面積:103.52㎡(31.26坪)
構造規模:木造2階建
用途地域:第二種中高層住居専用地域
設計期間:2017年8月~2018年1月
工事期間:2018年1月~2018年6月
2018年 新潟県内工務店の委託により、渡辺義行建築設計事務所(jinroku)が設計に携わりました
2021年 クライアントからの依頼により、ジンロクとコーボーにて植栽工事をさせていただきました
2019年7月訪問時
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