動作から心の動きへ
『小新・Y邸』(2018年1月竣工)
北側の玄関と南側のダイニングキッチンをつなぐ中廊下。
壁と天井に杉板を張り巡らし、床は1段下げてウールのカーペットを敷きました。柔らかい空間のこのトンネルは「仕事を終え帰宅して歩きながらリラックスモードに切り替わる」そんな装置として考えました。
振る舞いとか動きが心理(気持ち)に影響を与えることもあると思っています。屋上に向かって階段を上る、手を合わせる(合掌)、笑顔をつくってみる、、、。
足触りと目に映る木の表情に加え、1段下がるということにこだわりました。
家は時間をかけながら、身体(と心)に馴染んでいきます。
設計 W
2018年 県内工務店の委託により渡辺義行建築設計事務所(jinroku)が設計に携わりました
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