子供室の間仕切り工事①
かねてよりお打合せと準備を進めてきた『東中野山・K邸』の、子供室間仕切り工事がスタートしました。
どうせならただ壁と収納をつくるのではなく、“家具の様な収納”を。
仕切ることを想定したから仕切るのではなく、“いつかの為に外せる間仕切り”を。
楽しんで使ってもらうためのアイディアがDIYネタからの発想なので、“DIYっぽくラフに”使ってもらうこと。
そんなことを話し合いながら計画しました。
そして大工工事スタート!
まずは養生を済ませて墨出し。
住みながらの工事のため現場での加工が最小限になる様に、事前に加工した材料を運び込みます。
クローゼットとなる収納部分はパーティクルボードにて。箱が組みあがったところで持ち上げて小壁の下地となる骨組みを入れますが、これは背面側だけなので鋼製束を使って倒れないように支えます。その後背板を付けて、壁と固定。
壁下地の骨組みと、クローゼットの背面に取り付ける有効シナ合板(こちらも加工済み)を入れたところで1日目終了。
2日目は中央の仕切り壁からスタート。
搬入した骨組みを組み、位置を調整して縫い付けます。採寸通りに加工した石膏ボードやMクロスを運び込み取付け。最後は有効シナ合板のボードやステンパイプを取り付けて終了。
大工の山崎さんの仕込み精度が非常に高く現場での調整が最小限で済んだため、当初4日を見ていた現場での作業日数は予定の半分で済みました!
「まるでチョコレートライフプレカットセンターですね!?」と笑
次は塗装工事です。
『東中野山・K邸』
竣工:2010年2月
2010年 県内工務店の委託により渡辺義行建築設計事務所(jinroku)が設計に携わりました
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