ちょっと久しぶりにＳさんのお宅に伺ってきました。



玄関からLDKに入るとすぐに食堂と台所、その奥に配置した居間とテラス。

LDKの一部の“廊下”の役割をする場所の天井は葦ベニヤ。

そうだった、そうだった！なんて思いを馳せつつ…

赤松の床、昭和のガラスを再利用した米松の建具などの味わいが増したところに、日常で足された家具や飾り物なども素敵に馴染んでいました。



「ここがこうなったんだけど交換(or修理)した方がいいです？？」という溜まっていた確認事項も大半は問題はなく、そんな会話からもおおらかで丁寧な暮らしぶりが伝わってきます。

久しぶりの再会で嬉しくなって、予定よりついつい長居。



実はこの日の2週間くらい前に、

「子供が庭園灯のガラスを割ってしまって、どうしたらいいでしょう⁉︎」

というご連絡からすぐに現地確認、パーツ取り寄せ&交換をさせていただいたという経緯でした。



お子さん達も大きくなって(庭園灯は石でガンガン叩いて割れるほど笑‼︎だけど怪我もなく)、皆さん変わらずお元気で何よりでした！



タクミ



『津島屋・Ｓ邸』

2016年 県内工務店の委託により渡辺義行建築設計事務所(jinroku)が設計に携わりました