住まいの成長 - 『親松・H邸』

今夏より打ち合わせを進めてきた『親松・H邸』の外構工事、段取りも整い先日施工させていただきました。

敷地面積約35坪というコンパクトな敷地の為、アプローチと奥の庭が主題であり、ほぼ全部。

アプローチのイメージや要望、提案の擦り合わせを行い、住んでから見えて来た奥の庭の活用について話し合いながらまとまった計画です。


①アプローチは『さらっとカッコよく』

幅員4.0m道路の突き当たりの敷地の一番奥がアプローチ。

期待感が高まるような作庭をさせていただきました。

それでも少し土を残して、先々の成長に期待をしています。

高木にイロハモミジ。絡めてシロモジやマホニアコンフューサ、イワナンテンにソテツ。


②ポーチ奥の庭は『遊びと拡張性』

お子さん達が小さいうちはビニールプールで遊ぶなど、大きくなったら外物置を増設予定という奥の庭。

遊びながら用水路に落ちない様に、ラフな生垣をニンジンボク、トキワマンサクにて。グランドカバーにはリッピアを。

そしてポーチの足元にはユキヤナギとレンギョウ。


小さな敷地だからこそ(僕個人の思いもあるかもですが)、植物の力は強く大きく感じます。

何もなかったところに、位置決めの為に樹木を仮置きしただけでグッと込み上げるモノがありました。

植栽工事を終えた日の夕方、確認と報告にHさんに伺うと「想像以上です!」という言葉に重ねてグッッ!と泣

竣工から3年とちょっと。外構も新たなスタートを切りました!

『家づくりはゴールではなくスタート』

改めてその言葉を噛み締めるこの日、少し晩酌多めだった事は大目に見ていただければ笑

タクミ


⁡『親松・H邸』

竣工:2018年7月


2018年 県内工務店の委託により渡辺義行建築設計事務所(jinroku)が設計に携わりました


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